今回モーニングスナップスが訪問したお店は、
「コメダ珈琲店 本店」
今や日本で知らない人はいないコーヒーチェーンの本店です。
全国790店舗(2018年2月末時点)の巨大チェーンの本店ってどんな感じなんでしょう?
カフェ好きな人なら一度は行ってみたいお店ですよね。
コメダ本店の外観&駐車場
朝9時頃にお邪魔したのですが、駐車場には車がたくさん。
58台分のスペースがあるのですが、それでも混んでいました。
ご覧の通り贅沢な広さの駐車場なので、駐車が苦手な人でも楽々止められます。
広々としているので、めっちゃ転回しやすかったです。
名古屋市内でもお金持ちが多く住んでいるエリアのせいか、高級車がチラホラ止まっていました。
客層の良さがうかがえますね。
私たちが案内されたのはテラス席。
店内のボックス席はすでにいっぱいでしたし、2人組だったので日当たりの良い2人席に通されました。
テラス席はボックス席のようなソファー椅子ではありません。
一人掛けの椅子です。
この椅子。。。カワイイ。。。
コメダのモーニングメニュー&時間
モーニングの時間は朝6:30~11:00まで。
ドリンクメニューはこんな感じ。
- ブレンドコーヒー 420円
- カフェオレ 420円
- アメリカンコーヒー 420円
- ウインナーコーヒー 490円
- アイスコーヒー 420円
他にもシナモンオーレやクリームコーヒーなどコーヒーの種類が豊富です。
プラス100円で量を1.5倍にしてもらえたり、メキシコマヤビニックにしてもらうこともできます。
サラダ、サンドウィッチ、ホットドッグ、ハンバーガーなどもあります。
コメダのメニューって、どれも写真で想像するよりボリュームがあるんですよね。
その一方で、他のお店の食事メニューにあるようなパスタやカレーなどはコメダにはありません。
本店オリジナルのメニューも特にありませんでした。
こちらがモーニング。
コーヒーの料金だけで食べられる無料サービス。
コメダでは半トーストがついてきます。
- A.半トースト+ゆで玉子
- B.半トースト+手作りたまごペースト
- C.半トースト+名古屋名物おぐらあん
今回はBとCを注文しました。
玉子ペーストもおぐらあんも、どちらもトーストに合います。
量もたっぷりあるので、おぐらあんは余ってしまうほどでした。
どっちがおすすめかというと…お好み次第です(笑)
アンパン好きな人はおぐらあん、たまごサンドが好きな人は玉子ペーストが良いと思いますよ。
このトースト、じつは2018年6月から厚みがわずかにアップしています。
コメダはずっと同じ味を提供し続けるお店ではなく、少しでも改善し続けて安定的な品質のものを全店で提供する方針を取っています。
そのため季節限定メニューや新商品もよく出していますし、既存のメニューも改善を続けているんですね。
私が注文したのはブレンドコーヒー。
苦味が抑えめで、でもしっかりとコクはあって、誰でも美味しくいただけるスタンダードなコーヒーの味です。
コメダのブレンドコーヒーは想像している味を裏切らないので、安心して頼めますね。
このコーヒーカップは有田焼。
厚手なので熱を通しにくくて、保温効果もあります。実用性に行き届いたデザインですね。
相方さんの注文したココア。
ココアの上にクリームがのっています。ふわふわあわあわ。
クリーミーだけど甘すぎない、女性におすすめしたいココアです。
そして、コメダと言えば…
シロノワールですよね。
こちらはミニシロノワールで450円。
モーニングと一緒に食べるならミニサイズがちょうど良い量。普通のサイズはガッツリ量があるのでお腹が苦しくなります。
ミニを2人で分けて食べるくらいが一番満足感が高くなります。
シロノワールの食べ方で知っておきたいことがひとつだけあります。
できるだけ早く食べましょう。
パン生地(デニッシュ)が温かくサクサクで、冷たいソフトクリームと絶妙にマッチするのですが、
時間が経つとソフトクリームが溶けてきてサクサク感がどんどん失われます。味が落ちていくんですね。
シロノワールは最初の一口が一番おいしい。
そのおいしさが保たれているうちにペロリといただきましょう。
モーニングとミニシロノワールで、嬉しい気分になる朝ごはんになります。
2人で食べればお腹がいっぱいになり過ぎず、でも足りないことはなく、ちょうどいいですね。
お昼まで仕事したり、遊んだりしていれば、ランチにはたくさん食べれるくらいにお腹が減ります。
「朝食べ過ぎちゃってランチはそんなに食べれない…」なんてことはないですね。
これがモーニングの良いところ。
シロノワール、ラストのさくらんぼ。
さくらんぼって、不思議な幸せ感が溢れてますよね。
小さなパワースポット(笑)
コメダの歴史
コメダという名前の由来は創業者の加藤太郎さんが元々お米屋さんだったから。
米屋の太郎→コメダになったみたいです。
でもコメダにはお米を使ったメニューがほとんどないんですよ。
カレーもピラフもないし、定食系のメニューもありません。
お米屋さんが始めた喫茶店なのに、メニューはパンばかり。
このマメ知識、明日の話題に使えますね(笑)
1968年に一号店を開店。最初は個人経営の喫茶店でした。
場所も現在の瑞穂区ではなく、西区の菊井。
菊井の本店が入っていたビルが老朽化のため解体されることになり、それに伴って現在のお店に移転しました。
現在の本店(上山店)も1977年から続く老舗店なんですよ。
その後、フランチャイズ展開していき、1975年に株式会社コメダ珈琲店となりました。
2008年にアドバンテッジパートナーズ、ポッカコーポレーションの出資を受けるなどして出店を加速。
2016年にはコメダホールディングスが東証一部に上場。
現在では海外進出も始めています。
これだけ急拡大すると、サービスの質が落ちそうなものですがコメダは頑張ってます。
純喫茶の雰囲気、誰にも親しまれる味、お手頃な価格設定、そしてモーニングサービスまで、良い伝統をさらに改善しているんですよね。
コーヒーはすべての店舗で同じ味になるように、セントラルキッチン方式で配送。
煎れたてのドリップコーヒーじゃなきゃ嫌だ!!と言うこだわり派の人もいますが、変なクセがなくてとても完成度の高いコーヒーだと私は思います。
コメダのコーヒーは10人中1人の満足感を満たすコーヒーではなくて、10人中9人が安心して飲めるコーヒーです。
その証拠に、サービス産業生産性協議会が行った顧客満足度調査ではカフェ部門で堂々の1位に輝いています。
本店の雰囲気も純喫茶感があって、長居する方が多いです。
この日もたくさん常連っぽい方々がゆっくりとモーニングを楽しんでいました。
新聞を読むおじいちゃんから、おしゃべりしまくっている女性たちまでいろいろですね。
この日のお客さんは30代以上の人がほとんど。
男性も女性も同じくらいの人数でした。
木目を基調としたデザインになっているので、自然に心が安らぎます。
ベロア素材のソファーも「ザ・喫茶店」という感じで落ち着きます。
ボックス席がほとんどなのも良いところ。
パーテーションが高いので人目も気になりません。
おしゃれなカフェによくあるように、一風変わったドリンクや食べ物を楽しみに行くというよりは、
コメダはくつろぎながら、思い思いに過ごす場所という感じなんですね。
インスタ映えした写真を撮りたいならコメダは向いていません(笑)
コーヒーを飲みながら本や新聞をじっくり読みたい、ラップトップで作業をしたい、友達とゆっくり話をしたい、そんな時に行きたくなるお店ですね。
店舗情報
所在地&電話番号
〒467-0022
愛知県名古屋市瑞穂区上山町3-13
TEL、FAX
052-833-2888
営業時間&定休日
定休日:なし
営業時間:6:30~23:30
モーニング時間:6:30~11:00
予約可
アクセス方法&駐車場
最寄り駅:
名古屋市営地下鉄鶴舞線いりなか駅(杁中駅)から徒歩15分
八事駅からも歩いて行けますが、いりなか駅からの方が少し近いです。
本店周辺はアップダウンのある丘のような地形なので、いりなか駅から歩いた方が楽だと思いますよ。
駐車場58台
決済方法
現金、コーヒーチケット、クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)、電子マネー
その他
- Wi-Fiあり
- 2階席も合わせて202席
- エリア分煙(禁煙106席、喫煙96席)
- コメダはグッズ販売もしています
特に大好評なのが「コメダのコーヒー飴」
このアメ、ただのアメとあなどるなかれ。
「他のコーヒー飴とは全然違う」「絶品」「とにかく美味しい」と食べた人からは大絶賛。
Amazonのレビューは☆5。ヤバいです。
駐車場の近くに紫陽花が咲いていました。
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